1327年、イタリア北部の豊かな僧院、修道士ウィリアムと弟子のアドソが訪ねます。
僧院で起きた1週間の事象について、弟子のアドソより語られます。
この僧院には、ヨーロッパ全土より集めた古今東西の書籍が保管されています。
そして英知を極めた神に仕える人々が集まり、異端について議論します。
しかし残念ながらここに神はいません。天国を裏側から見た地獄の像があります。
神は笑わないと思います。
なぜなら笑いには、他者もしくは自己への攻撃が含まれるから、
神は他者はもちろん自己も傷つけません、ただ微笑むのみです。
コメントをお書きください