ドーナッツの思い出

大学生の時、友人の研究室で深夜に雑談している時に、ふらりと卒業した先輩がやって来ました。

たくさんのドーナツをお土産に、資料を借り、そのまま帰るとのことでした。

車で往復6時間です。まるで皆がいる時間を避け、ドーナツを置きに来たようでした。

1時間ほど談笑し帰っていきました。

 

卒業後、大阪の繁華街で友人とお酒を飲んでいる時に、この先輩に偶然出会いました。

単行本を小脇に抱え、軽く手を振り去っていきました。

その後この先輩とは、会っていません。