私の通っていた炉端焼きには、岡田焼というメニューがありました。
豚肉とナスのみそ炒めです。常連の岡田さんが頻繁にリクエストするので、メニュー化され岡田焼という名が付きました。
岡田焼というネーミングも手伝い、名物料理となり地域のコミュニティー雑誌に紹介されたりしました。
岡田さんは、サイドカーと遺跡の発掘が趣味で、博識でした。
兼業農家で食品会社に勤めていました。
「今度、久しぶりに帰省する」と岡田さんに話すと「発注ミスして、冷凍の甘海老が余っている。コーヒー1杯の値段であげるから、会社によってくれ。」と言ってくれました。
たぶん発注ミスは方便です。いろいろ方にお世話になり学生生活を送っていました。
コメントをお書きください